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最終更新日2005年3月13日

南部地区洪水緊急支援 (終了事業)

スリランカ南部地域洪水 (2003年5月23日新聞発表で死者264名、行方不明者500名、家屋損壊23,936戸、避難家族175,896世帯) でマータラ県パスゴダ/ウルボッカ地区のスランガ二支援地区の幼稚園にも被害がでています。この地区には45の幼稚園と保育者、その園児家族、約1,000世帯があります。

第一次段階の緊急支援は政府や関係NGOなどから早い対応で食料、衣料品の配付が行われています。水もほとんど引いてきましたが、病気の発生など考慮した今後の継続した支援が必要とされています。

SVSでは被災地の幼稚園に医薬品の支援を始めます。幼稚園に救急セットを届け、幼稚園を通して各家庭への医薬品配付をします。

幼稚園救急セット幼稚園救急セット
(Rs.1,500/約1,850円)

家庭配付用セット家庭配付用セット
(Rs.400/約500円)

内容: 石鹸/消毒液/軟膏/化膿止め/絆創膏/ガーゼ/綿/包帯/ハサミ/下痢止め/鎮痛解熱剤/腹痛緩和剤など。

生活環境の回復が進み、子どもたちが1日も早く幼稚園に戻り、健康で平常な生活ができるよう、どうか皆様のあたたかい御支援ご協力をお願いいたします。

進捗状況

2003年5月28日

義援金ありがとうございます。5月28日現在 140,000円/Rs.7,800

おかげさまで第一陣の幼稚園キット分の義援金が集まりました。今週はスタッフが手分けして問屋にいき薬品を買い集め、わかりにくい薬品にはシンハラ語の説明をプリントして張り付けています。来週月曜日あるいは火曜日に、馬場と現地代表のナリンが届けにいきます。現地の様子を把握したあと、第2陣の家庭用キットの配付方法を保育者と相談してまいります。

パスゴダ地区の高台にあった幼稚園は月曜日に再開されたものの、家に戻れない避難家族が多く、保育ができない状態です。落ちつくまで園は閉めることになったそうです。パスゴダ/ウルボッカ地区では、災害の後の病気の発生が始まっています。はやり目や皮膚感染病、下痢などです。また、お寺の一角の幼稚園も避難家族の生活の場になっているそうで、人々には十分な食料や水が配給されていないという連絡がありました。河口のカルタラには、コロンボからのアクセスも便利なこともあって支援物資が配給されていますが、マータラ地区ではまだ配給のないところもあるそうです。


2003年5月29日

義援金ありがとうございます。5月29日現在 150,000円/Rs.14,800

幼稚園キット45箱分の箱詰め作業は、日本人会婦人部ボランティアサークルの方々が、手伝ってくださいました。約2時間ほどで作業が手際よく終わりました。ありがとうございます。箱の中には21品目の薬品や包帯などが入っています。月曜日に荷物を積んで被災地へ届けるだけとなりました。

パスゴダ地区ダンパハラでは、崖崩れが懸念されて住民へ避難勧告がでています。ここには小学校もありますが、登校しないように呼び掛けているそうです (保育者からの連絡)。ここに幼稚園は2つありますが、連絡はとれていません。

日本人会婦人部ボランティアサークルの方々箱の中には21品目の薬品や包帯などが入っています


2003年5月30日

義援金ありがとうございます。5月30日現在 200,000円/Rs.14,800

保育者からの要望で、プラスチックボックスから、壁に取り付けるタイプの救急箱に変更。

救急箱の扉を開けた状態壁に取り付けるタイプの救急箱 (右)


2003年6月5日

義援金ありがとうございます。6月5日現在 225,000円/Rs.25,800

6月3日にパスゴダ/ウルボッカ被災地区に救急セットを届けました。被災地区では川沿いに発展した町は洪水の被害で、崩れた家や基礎だけ残っている家も多く見かけました。また山間部では崖崩れがあちこちで発生していて、道路が寸断されていたようですが、はやい復興活動でほとんど問題なく通れました。

崖崩れの様子崖崩れの様子道路の様子

心配していた地区の幼稚園のいくつかは水没したものの、短時間で水がひいたため、幸いにも建物の被害は最小限におさえられたようです。しかし、教材は水浸し、文具や机、椅子もいくつか流されてしまいました (壁には水位の線が残っています)。また、崖崩れで幼稚園児と母親が犠牲になりました。

約1週間の間幼稚園では、消毒、水洗いなどの労働が山積していたため、保育は6/2に再開されました。こどもたちはいつもながらの切り傷や擦り傷が多く、義援金で揃えた医薬品と救急箱はとても喜ばれました。

幼稚園の子どもたち幼稚園の子どもたち

全幼稚園に直接届けることは無理なので、パスゴダ地区のリーダー (カンティ先生) の園に配付用のセットを預けました。各園の保育者にはがきで連絡し、緊急集会を開き救急セットを渡すことになりました。

車から配布用セットを降ろす様子子どもたちが運ぶ様子子どもたちが運ぶ様子

まずはお礼とご報告まで。