2005年1月13日
スランガニの友達へ#3
by 馬場 繁子
昨日バティッカロアからもどりました。ヴァッドゥワン村は電気のない、設置電話のない村ですので、メール連絡が不可能でした。ご連絡が遅れて申し訳ありません。

ヴァッドゥワン村の現状
学校の生徒125名の内15名が津波の犠牲になりました (内コロンボへやってきたのは5名)。町の避難所へ避難していた住人は、村に戻り、学校の校庭に張られた20のテントで、避難生活をはじめていましたが、8日から学校再開の為に移動を求められ、9日には2張りのテントを残し、10日から予定どおりに新学期が始まりました。近隣の学校が2校全壊したために、生徒数は増えて10日現在175名今後もう少し増えることが予想されるとのこと。
スランガ二は9日までの間に、診療所を開設して対応しました。主な症状は、発熱、頭痛、皮膚のかゆみ、吐き気、打撲と外傷です。子どもたちの多くは腹痛を訴えていました。子どもを亡くした母親の多くは、放心状態で頭痛と吐き気を訴えていました。
生徒の内、両親共亡くした子どもはなく、7名が母親を亡くしました。また約4割の子は姉妹兄弟を亡くしました。妹の手を離してしまったから、海に流されてしまったと、悔し泣きをしていたお兄さん。3人のおとうとを失ってしまったお姉さんなど、どの子も心に傷を負っています。

子どもたちを集めて、ゲーム遊び、絵、製作、絵本等のスペースを作り、自由に活動できるスペースを作りました。5日にはユニセフからスポーツキットが届き、縄跳びや、バトミントンをしました。食事時間が不規則な子どもがほとんどなので、栄養補給のために、大きなお姉さん、お兄さんを当番にして、ミルクとビスケットのおやつを10時と3時にもうけました。子どもたちはスランガニのセンターに集まって、掃除したり、草ムシリをしたり、苗をうえたり活動をしています。
緊急援助の第一段階は終わり、現在は、住宅再建にむけて村が動き出しています。学校が始まった子どもたちはには、文具品や靴、鞄が必要なので、あつまった義援金で支援を決めました。14日には、村人たちと沢山の灯明を灯し、亡くなった、兄弟姉妹、親族のことを慰霊をします。
今後も子どもたちの環境を整えることを中心に、この地ヴァッドゥワンで活動をつづけます。皆様のあたたかい思いは確実に子どもたち、村人たちにとどいています。ありがとうございます。
明日再び村に戻ります。またご連絡いたします。(2005年1月13日)

http://surangani.exblog.jp/